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「霞が関の朝方勤務、どうだった?」

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ダイバーシティ関連の記事について、ニュースクリッピング形式で取り上げています。

今日は出張だったので、ノマドワークで執筆しているのですが
目の前に三菱重工ビルが見える場所に座っています。

すこし空をぼんやり眺めていたら、突然
一斉にフロアの照明が消えました。
(ちょうど19:00でしたので一斉消灯だったのでしょう)

そして、ほぼ同時に再度電気が各フロアでついていく様を見ていて、
これぞ日本の労働環境だなぁ、としみじみ実感した次第です。

さて、そんな今日のテーマは
「霞が関の朝方勤務、どうだった?」です。

霞が関が「朝型勤務」に取り組むという話は皆様もご存知のことだと思います。
過去にも本件で取り上げた事がありますね。

さて、その実施結果というのが今朝の新聞に載っていましたので
こちらの記事をさっそく取り上げます。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150714dde007010020000c.html

~ 以下抜粋 ~
実際に定時退庁したのは65%だった。同局は「不測の事態があったり、
見込み通りに仕事が進まなかったりしたのだろう。
達成割合が高まるよう各省に求めたい」としている。
~ 抜粋終わり ~

と、成果はイマイチ、のような発表をされていますが、
これまで長時間労働が深刻だったあの霞が関が、
予定通り早く切り上げて帰る事が出来た人が半数以上いたというのは私は画期的な成果だと思います。

仕事にかかる時間を二つに分けると

・実際にかかる時間(本音の時間)
・周りに歩調を合わせた結果、かかった時間(建前の時間)

とあるとします。

官僚なので、おそらく組織的に「建前の時間」で仕事を進める事が多かったのだ
と想定します。

彼らにとって、最大の取引先は「政治家」先生たち。
普通に厄介そうですよね。(笑)

しかも、今はまさに、難しい法案をいくつも通さなければならない中で、
よくやれたなぁと思います。

この取り組みは8月いっぱいまでのサマータイム制なので
厳密には長時間労働を改善する秘策とはいいがたいですが、
日本の働きマンの象徴、霞が関の官僚が
これを機に大手を振って「本音の時間」で帰れるようになった人もいる
というのは、大きな一歩だと感じます。

・・・

ちなみにダイバーシティと働き方の改善はセットで考る事が多いのですが
この議論の際、よく「長時間労働は悪」という前提で話されます。

が、実は私はそうは思っていません。

責任を果たす、期待に応えるためにはやむを得ず
長時間労働になってしまう事も当然あるわけです。

霞が関などは”国家を作る組織”ですから、その使命感たるや
日本最高峰と言っていいでしょう。(最近は違うかもしれませんが)
霞が関でなくても各社、分野は違えど同じく使命感があるなかで、
凌ぎを削っている中でそんなこと言ってられない。

それでも
それを「当たり前」とした組織では、それが叶わない人材は戦えず
多くの人が一線を退く、諦め意欲を冷却させる、去る
という末路をたどるわけです。

それでいいのか、それが会社としてどういう結果をもたらすのか
10年後、どんな人材とどんなビジネスに取り組んでいたいのか。
というところが組織の判断軸になるのだと思います。

ダイバーシティはまさに組織の哲学そのものだと最近感じます。

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ダイバーシティ , 朝方勤務 , 長時間労働 , 霞が関
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