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在宅勤務制度は企業哲学に通じる制度

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ダイバーシティ関連の記事について、ニュースクリッピング形式で取り上げています。

今回はダイバーシティと密接な関係にある”働き方”の一つ、
在宅勤務をテーマに取り上げます。

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■いま、なぜ在宅勤務がテーマなのか

在宅勤務制度について今改めて議論が盛り上がっています。

というのも、
テクノロジーの進化や働き方の多様化、業務の複雑化という背景から
「在宅勤務」は一つの勤務スタイルとして定着の方向にある
と、私は理解しているのですが、
その中であえて在宅勤務を選択しない企業もあります。

なぜなんだろうか、と疑問に思ったため、両者の意見を比較してみました。


■推進派の意見

推進派の話はもう十分、事例等で浸透していると思います。
最近では、リクルートが全グループ社員に在宅勤務を認めた
というニュースが目新しいかと。

そこで、ここは若干極論で、言葉が無遠慮ですが、
イケダハヤトさんの記事をピックアップしました。

「通勤の強制」という「人権侵害」について
http://www.ikedahayato.com/20150817/40171034.html

タイトルにある人権侵害とまでは思いませんが(笑)
いずれそう解釈される時がくるかもしれません。

中でも私が頷けたのは、
「この世の中には、「毎日通勤できない」事情を抱えた人は山ほどいる」
「介護中、毎日在宅で働いているのに、有給を使わないといけない」

確かに矛盾を抱えていますね。


■企業が本質的に求めているのは

「より多くの選択肢の中から自社にとって優秀な人材を採用・維持したい」
いうのは自明の事。

ダイバーシティを推進する理由もまさにそこにあるはずで、
今までだったら、優秀なのに制約があったりライフスタイルが働き方に馴染まな
いという事でふるいにかけられてきた人も、働き方さえ自由度があれば十分に才
能を発揮できるかもしれない。

やはり、ダイバーシティと働き方は密接です。


■反対派の意見

今は少数派かもしれませんが、反対派の見解です。
有名どころではYahoo(US)が在宅を認めない方針を出していますが、
なかなか良記事を見つけたのでこちらを展開します。

社員に在宅勤務を認めると会社が失う3つの重要なこと
http://www.lifehacker.jp/2015/04/150408no_remote_work.html

失うものは、以下の3つとの事。
コミュニケーション・時間(スピード)・エネルギー

スタートアップ企業という事情が大きいとは思いますが
確かに在宅勤務をさせた時のマイナス点はこの3つなんですね。


■労務管理のプリンシプルでいえば

「仕事とは管理者の元で遂行されるべきもの」
という考え方もあります。

そして、性悪説に立った意見としては、
「自律して仕事ができる人もいれば、そうでない人もいる。
 在宅勤務を認めたらサボリの温床になる」
これもまた見逃せない事実です。

出勤していてもサボっている人はサボってるので
あまり関係無いとも言えますが・・・。


以上、推進派の意見と反対派の意見を並べましたがいかがでしょうか。


■在宅勤務制度は、企業哲学に通じる制度

5,10年後の皆さまの仕事はどうなっているのでしょうか。

「在宅勤務」というのは従業員からしたら権利の一つでしかないのですが、

企業側から見たら
「今後会社としてどう価値を発揮していくのか。
そのために、どういう人材に、どう働いてもらうとよいのか」という
もはや企業哲学に通じる制度と改めて実感した次第です。

関連するキーワード
ダイバーシティ , 働き方 , 反対派 , 在宅勤務 , 賛成派
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